モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

あかねバザー

明日です。montessori-akane.hatenablog.jp 超楽しみにしてた… この日はぜったい他の予定入れない! と年明けから予定に書きこみスタンバイ。(怖いな!)同じく超楽しみにしていたモンテッソーリつながりの友達は 風邪をひいてしまい行けなくなってしまいま…

反省しつつやっぱり愚痴

「前の園では○○でしたよ」 っていうの、感じ悪いから なるべく言わないようにしてたのに また言ってしまった…反省。今の園は今の園のやり方があるからな~ 同じこと訴えるにしても、 もっと違う言い方しないとな~とその点に関してはかなり反省。 (中身に関…

言語の敏感期 後半 書く、読む活動について

今までの記事はこちら。 montessorilover.hatenadiary.jp montessorilover.hatenadiary.jp 上の2つでは主に「聞く」「話す」を中心に書きましたが 3歳以降は「書く」「読む」活動に興味を持ち、ハマる時期でもあります。 書く活動をしている子どもたちを見…

言語の敏感期 後半(3歳~5歳半頃)

私事ですが、夫の祖父が他界しました。一週間のうちに関東~四国を2往復したので 正直かなりハードでしたが、 それでもお別れの前と、お別れとの両方に立ち合えて お礼を伝えられたことは本当に本当によかったです。私の夫は直系の孫ということもあり 結婚が…

大人の役割 映画「みんなの学校」を観て

すみません、言語の敏感期後半を書く前に どうしても書いておきたいことが。以前、この記事↓の中で 子どもが小学生になった頃から 違うものを排除しようとする働きが見られる ということを書きました。montessorilover.hatenadiary.jpこれ、読みようによって…

言語の敏感期 前半(胎内~3歳頃)

前回からの繰り返しになりますが、 吸収する時期(0~6歳)において 言葉のそもそもの役割、 「意思を伝える」 「コミュニケーションを取る」 「気持ちを整理する」 がとても大切だという視点から、 言語の敏感期について書いていこうと思います。この前提が…

言葉の役割

最近、このブログに スペインから熱いお礼のコメントがつきました。 ひゃっほう! (ご希望により非公開になっております)ものすごく嬉しかったと同時に 言葉の役割を再認識させられました。モンテッソーリの先生になるコースでは 実践編で ・日常生活の練…

そのルール、子どもにとって本当に必要ですか?

という考え方が、今の職場に来てからのくせになってしまい、 我ながら、この組織の中では私は厄介者だなぁと感じておりますw 前回ご紹介した 「21世紀を生きる力」(木村泰子・出口汪共著 水王舎)にも 既存のルールの意味を問うくだりがあります。(以下、…

読書の秋のいいお買い物

久々の大ヒット。不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力作者: 木村泰子,出口汪出版社/メーカー: 水王舎発売日: 2016/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 不登校ゼロ、いじめゼロ、 モンスターペアレントゼロ…

子どもサイズの道具とその効果

買い物に行くと、職業柄 つい子どもサイズのものを探してしまいます。 そしていいものを見つけたら、予備も含めて2個は買ってしまう。 というのはどうやらモンテッソーリ教師あるあるらしいw今回はそんなマニアック目線の買い物で見つけた 子どもサイズグッ…

【結果報告】子ども@スーパーでの問題行動【対処法】

以前、こんな記事を書いてみたんですが。montessorilover.hatenadiary.jpその後、この方法を実践して下さった方が その結果を教えて下さいました。 (ありがとうございます!) 2歳児のAちゃんとそのお母さんで いつものスーパーにお買い物へ。あらかじめ買…

多様性を受け入れる土台がよく育つ時期

先日、英語教師で2児のお母さんでもある 高校の先輩と話していた時に 私の書いたもの↓を読んで下さっていたらしく 子どもの吸収する力ってすごいね という話になりました。bambi-no.net 何でも、アメリカから来た知り合いのご家族をお招きしたときに 大人同…

好きなことを拠点に世界を広げる

先日お会いした前職場(あかね)の卒園児さん、現在1年生。 恐竜やサメが大好きで、毎週水族館に通うほど。「好きなことと興味のないことの差が激しすぎて」とお母さまがやや嘆き気味につぶやいていたのが印象的でした。何に興味がないのか、そのひとつが「…

好きなことに没頭できる強み

以前、実習先のモンテッソーリ園で 卒園児さんの話を聞きました。 お友達数人のグループから 「ねぇねぇ、あの子気に入らないから、無視しようよ」 と誘われたAちゃん(仮)。 確か当時小学3~4年生くらいだったと記憶しています。 あぁ、こうやっていじめが…

制限のある自由

個人情報の漏えいやSNSでのトラブル等を防ぐために 園内の撮影が禁じられている今の職場。職員が撮影して園内に張り出したり 各家庭に写真を配ったりするのはOKですが 保護者が撮影することは固く禁じられています。(…まぁここまでは何となくわかる)←心の…

【雑談】やればできる子

今の園の生活の流れはお昼寝→起床、着替え→帰りの支度→おやつとなっています。起床後の行動のスピードに個人差があり 早い子はどうしても遅い子を待つことになるので 帰りの支度が終わったら、絵本を読んで待っていていいことにしてます。先日、Cちゃん(年…

モンテッソーリは子どもに仕事を「させる」という誤解

「モンテッソーリって、子どもにお仕事させるんでしょ?」と直接言われたり、 ネットでの書きこみを見たりするたびに あぁまた誤解されてる… ともどかしい気持ちになります。 おそらく、このセリフには仕事=やりたくなくてもやらなきゃいけないノルマという…

子どもと対立したら、信頼関係ができているかどうかをまず確認したい

ということを、あかね時代の自分に伝えたい。 (タイトル変更しました)この時期の子どもはこうである という理論や理想を振りかざしたり 子どもにこうしてほしい、これはやめてほしい といった大人の要求が先に立つと、 子どもの今の姿が見えにくくなって …

理論と実践がつながる面白さ

が、私にとってのモンテッソーリの魅力のひとつです。子どもをよく見ることから生まれる 「机上の空論」ではない 実生活に即した身のある理論。でもその理論が抜けると、 「モンテッソーリって、大きな声出しちゃいけないんでしょ?」 「ほめちゃいけないの…

子どもから大人まで共通の性質

夫がバイクで事故りました。キャーーー とは言っても、相手のある事故ではなく 低速で、一人でこけて 自分で救急車呼んだ程度のものなので 命があって、誰も傷つけなかったことは ほんとによかったです。それでも鎖骨がパキっと折れたので手術は免れず 肋骨も2本…

モンテッソーリde子どもを管理 という矛盾

が、今の園で生じてしまうのは、何故か。荒ぶる気持ちはひとまずおいといて 冷静になってその原因を考えたところ、 おそらくこれかな、というのが見えてきました。 1.モンテッソーリのいいところどりで済ませる モンテッソーリを知るうえで欠かせない要素…

モンテッソーリの理論で子どもを管理???

それはもはやモンテッソーリではない。 真逆やそれ。対極。 そんなつもりならモンテッソーリ取り入れるとかやめてもう orz という矛盾にモヤモヤ感あふれる毎日なんですが個人的に無力感が最もほとばしったのは 「1歳児はおむつが取れないと2歳児クラスに進…

トイレのこと 排泄の自立と生活のかかわり

もうすぐ3歳のHくん。 1か月ほど前からおむつをやめて、トイレの練習中です。最初は喜んでトイレに行っていたのですが このところ、トイレに誘うといやがるように。 結果おもらしが増えています。 それと同時に、問題行動が増えてきました。 おもちゃを投げ…

子どもから教えられた自分の間違い

先日、おやつの時間に ふざけてフォークで友達の目をつつこうとした子を 強く叱っていたところ それを見ていた別の子どもが 「…先生、もう少し、優しく叱って?」 ……いやー、ごめんなさい、ほんとに。この一言で一気に反省モード。 いや、フォークで目をつつ…

活動の環境を用意する時期

は、子どもの発達段階や、これまでの環境・体験を基に判断する ということはとても大事です。何を唐突に当たり前のことを、という感じですが 例えば、今1歳6か月のお子さんがハマって繰り返している活動の一つに 「つまむ」 があります。トレーの上に、大き…

食わず嫌いへの対処

前回の記事から突然思い出したのですが 私は小さいころ、なかなかの食わず嫌いでした。とにかく初めて見るお料理や食材には まったく手をつけようとせず 周りの大人にも「食べたことないんでしょ? 一口食べてみて、イヤだったら食べなくていいよ」とさんざ…

子どものごはん に関わる大人

私がモンテッソーリにハマった理由のひとつは 今まで自分が受けてきた教育が 基本的に「減点法」で、 そこに違和感をずっと感じていたから。何をするにも この年齢ならこれだけのことができるだろう という、大人が勝手に決めた枠がまずあって それができな…

今日の嬉しいこと

自分がイヤなことをされたり思い通りにならないとわーーーーーーーーーーーーーとパニック号泣状態になる年少さん (しかも早生まれ)のNちゃん。 今日もそのパニック号泣を起こしてたのですが ひと泣きして落ち着いたあと、「Nちゃんね、AちゃんとBちゃんが…

「何もしてないのに!」の罠

子どもどうしがトラブルになって その状況を大人に説明するときに よく出てくるのが「何もしてないのに」というセリフ。「何もしてないのにAくんがぶった!」 「何もしてないのにBちゃんが泣いた」 これ、かなりの割合で本当に「何もしていない」ことはあり…

おとなしい子どもへの対応 トラブル編

子どもどうしがトラブルになると 大まかに2つのタイプに分かれます。①もともと持っているパワーが強いタイプ噛む、押す、叩くなど、暴力的な行動に出る、 大声や怖い態度で相手を威圧する 力ずくで相手のものを奪い取る、など ②どちらかというと弱いタイプ手…