モンテッソーリ教師が里親になって気づいた、たった1つの大切なこと ~愛着関係の築き直し~

愛着関係さえしっかり作れていれば、それ以外のことはどうにかなる。モンテッソーリ教師でもある筆者の気づきに至った経緯やそこから派生する学びを綴っていきます。

気持ちを整える

先日、古巣(あかねこどものいえ)に遊びに行ったら、まーそれはそれはおだやかな、愛に満ちた空気に満たされていて、心も身体も浄化されたような気分になりました。

そして改めて自分が殺伐とした空気のなかで過ごしていて、ものすごい邪気にまみれていることに気づいてしまったのも事実(^^;


「大人の方が、気持ちを整えて子どもに向き合うっていうのはとっても大事よね。
子どもの関係ないところで、大人どうしでバチバチやってると、人間だから自分のなかで感情は繋がってるでしょう、そうするとどうしても保育にも影響してしまうのよね。子どもと、愛に満ちた気持ちを持って相対するには、大人どうしの関係もとても大事なのよね」


と園長先生。
ほんと、そう思います…( ノД`)

自分でも気づかないうちに、殺伐とした気持ちで雑に子どもと接してたなぁと省みる。それでも今の職場の中ではマシな方(自分で言っちゃうのも何ですが)だというのもまた何とも言えず(^^;


いいパティシエになるにはおいしいケーキをたくさん食べてたくさん研究すること
まずいケーキをいくらたくさん食べても、いいパティシエになるには程遠い

というのを何処かで見たけれど、保育もそういうことなんだろうな~と感じます。
いい保育の場にいるだけで、そのいい空気感を吸収できる。

私はよくも悪くも周りの影響を受けやすいタイプみたいなので、今の職場の空気感の中に身を置くのはもう潮時なのかもしれません。
次はあかねみたいな空気感のところがいいな…いつでもどんな場面でも子どものことを何よりも大切に思っていて、先生方も皆、子どもの自立と成長のために尽力されていて、それが先生方のいちばんの楽しみで、つまり真の子どもファーストの園。


余談ですが、プロの保育者ですら気持ちを整えることが必要なんだから、子育て中の親御さんにももちろんそれが必要なんでしょうけど、子育て期間こそそれが難しいんだろうな、ワンオペ育児ならなおのこと、とも感じました。



気持ちを整える。かぁ~
大事。