モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

寝かしつけのお悩み その後の経過

前回の続きです。

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回答後の様子を教えて頂きましたので
皆様とシェアさせて頂きます。


【ご相談後の経過】

まず、朝は早く起こしました。
7:30〜8:00には起こすように。
夜が遅いため、朝の寝起きが悪くて
グズられるのも嫌で、なかなか起こせずにいましたが
ちょっと大変でも覚悟して起こしました。


午前中は外遊びなど。これは今まで通り。


昼寝は、今までは寝かしつけが大変で、
なかなか眠たい素振りも見せないので、
「寝るの?寝ないの?寝ないなら、遊ぶか…」
と私の方がブレブレでした。

でも、やはり寝るなら早く寝た方が良い!
と思い、昼食後は早めに布団へ。
そして、私は頑張って寝かしつけようとするのをやめ、自分も寝たふり。


それがすごく良かったみたいで、
この5日間、早めに昼寝ができました!!!

早い日は12:40、遅くても14:00過ぎには入眠。
早めに昼寝できてるから、
起きてからもすっきりご機嫌!!

偶然かわかりませんが、
月〜水は2時間昼寝したけど、
木金は1時間半くらいで起きていて、
それぐらいですっきり起きてくれると、
寝すぎた感もなく、良い感じです。


昼寝後の過ごし方は、
今までは夕飯の買い物や用意など、
大人の都合を優先していましたが、
今週はとにかく外で体を動かすようにしました。


といっても、なかなか外で動き回るタイプの娘ではなく、
しかもベビーカー大好きっ子。


そこで、「探検ごっこ」と名付け、
街中をあれこれ歩き回るようにしました。


いつも曲がらない道を行ってみたり、
階段を使ったり…。
(住んでるのが11階なのですが、全部階段で降りたり…笑)


それを楽しんでくると、ベビーカーがなくても、
大丈夫な様子になってきました。
気候的にも、外で活動しやすくなったのも良かったです。


そして夜は、22:00に布団に入るようにしました。
午後、それだけ活動すると、早く眠ってくれそうなものですが…
そこがなかなか簡単には行かず…。
22:00に布団に入っても、
眠るのが月から木までは23:00〜23:40くらい。


私も一緒に寝ちゃうくらいの気持ちで、
ずっと布団で横になり続けました。
娘の「起きたい、遊びたい」の要求にも頑な態度で、断り続けました。


そしたら、娘も眠れなくてもそれだけの時間、
布団でゴロゴロしていられるようになりました。
眠れず1時間以上、布団にいるのも可哀想?と思いつつ、
でも、起きたいとぐずったりしないでいられるようになって
それもすごく良かったです。


そして今日は、ついに、
夜の寝かしつけが22:20〜22:35で、
たったの15分で入眠してくれました。
これは嬉しい!


ここ5日間、やってきた甲斐があったかなと思いました。
大人が心に決めてブレずにやることは、子どもにも伝わるのでしょうね。


モンテッソーリloverさんのアドバイス
本当に的を得ていて、
母親としてはとにかく感謝です、
保育士としてはかなり尊敬します。

明日からまた三連休もありどうなっていくか…?ですが。
とにかく、ご報告と感謝を伝えたくて、メッセージしました。
ほんとダラダラ長くなってしまってすみません。


(その後のプラスのメッセージ)
あれから、3連休や旅行があって、多少リズムの崩れがあったものの、今週はまた良いリズムで、入眠がスムーズになっています!
ベッドは寝るところ!今はもう寝るよ!のメッセージが一度伝わると、娘の中でも、寝るスイッチみたいなものが入るようで、それから入眠がしやすいようです。



【追加の回答】


まずは、よかったな~
という一安心の気持ちです。

アドバイスする側も毎回、
「いろいろ言ったものの、
 やってみないと分からないんだよね…
 うまくハマりますように」
という思いなので(笑)


で、実際の会話では
まず運動量が足りないんじゃないかという話をしてしまったので
お母さまもそこをしっかり聞いてくださって
お昼寝明けに、大人の都合をさておいて
身体をたくさん使うようにして下さったのだと思います。


でもそれは、毎日だときっと大変だよな…
とも感じたので
大人のスケジュールに子どもをうまく巻き込む
(結果子どもも夢中になって疲れて早く寝る)
ための提案もしておきたいなと感じました。



例1)買い物に一緒に行く

だいぶ前の記事でも詳しく書いたので
もしよければそちらもご一読いただきたいのですが、

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買うものをだいたい決めておいてリスト化して
それを一緒に探してもらい(宝探しのように)
帰りもリュックなどで荷物の一部を持ってもらう

などすると、
大人の買い物につきあう子ども
という構図から
子どもも一緒に買い物を楽しみ、体験する
という構図に変えていけるのかなと思います。



例2)夕飯づくりを一緒に楽しむ

お話を伺ったときは
「前はお手伝いも大好きだったけど、
 今はあんまり…」
ということだったので、

例えばお子さん専用の可愛いエプロンを用意してあげて
見た目から入ってやる気にさせたり(笑)、

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やる気になったら
調理の一部でもいいので
一緒にやってもらったりできたら、

その活動自体が、身体と頭と心をたくさん使う
集中する活動になって
疲れて、夜早く寝るようになる
といいなぁと思いました。


例えば
レタスをちぎる、
ミニトマトのへたを取る、
じゃがいもをたわしで洗う、
ふかしたお芋をマッシャーでつぶす、
計量したお酢やお塩を入れて混ぜる、
(親御さんが切った)キュウリを塩もみする、
ざるにあけて水を切る、
じゃがいもときゅうりと(親御さんが切った)ハムを混ぜる、
ちぎったレタスをお皿に敷く、
まぜたジャガイモたちをその上に盛る、
ミニトマトを添える

あらポテトサラダの完成!(笑)


というように、
どこか一部だけでも
できるんじゃないかな
という工程を見極めてあげて
一緒にできるように小さめのボウルやざるなどを用意してあげるのも
ひとつのやり方です。


おそらく、お仕事復帰されたら
こんな悠長なことはできなくなると思うので
今のうちにうまく誘って
調理活動を一緒に楽しんでもらえるといいなと思います。


例3)雑巾がけを一緒にする

これも家事の一つですが、
子どもサイズの雑巾と
大人用の雑巾と2枚あると
雨の日でもおうちでからだを動かしつつ
お掃除ができます。

雑巾がけは、よつんばいで雑巾を手で押さえて
足でけってダッシュする
という本当にいい全身運動なので
園でも本当によく使う手です(笑)



例4)お風呂掃除を一緒にする

洗剤を、刺激の少ないものにして
子どもサイズのミニスポンジがあれば
2歳代のお子さんも
親御さんと一緒にお風呂掃除ができます。


例5)窓ふき


…と例を挙げればきりがないのですが
お子さんの遊びに大人が付き合うだけでなく
大人のやりたいことに子どもを楽しく巻き込めると
夕方の時間もより有意義なものになりますので
無理のない範囲で楽しんでもらえたらいいなと思います。



で、そうやって夕方の時間に家事がうまくできるようになってきたら
もう少し早め(遅くても9時くらい)には
ベッドに行けるとよりいいのかなと思いました。


おうちの環境は
保育園や幼稚園などの、
子ども向けに設定された環境とは違うので
うまくいかないことも多々あるかと思いますが、
何度も言いますが、無理のない範囲で
生活リズムを整えていけますよう
お祈り申し上げます。