モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

「自分で!」がいちばん強いのは1歳台という事実が、大人に周知されていないように感じる

着替え、食事、トイレ、といった
生活全般の超・基本的なことを
「自分で」やりたい

この気持ちがいちばん強く現れるのって
【1歳台】
だなぁと、
いろんな子どもを見てきて、強く思います。

だけど、大人の方は
3歳くらいから自分でやらせればいいかな〜
ぐらいの気持ちなので

肝心の1歳〜2歳の頃には
大人がほぼ全部、
着替えさせていたり
食べさせていたり
トイレも紙オムツがパンパンになったら変えるでいいわ〜
くらいの感じなのかなぁと。

そうすると、子どもの方も
「自分ではさせてもらえないんだな」
「自分には、自分で何かをする力がないんだな」
ということを無意識に感じ取って
最初は「自分で!」と抵抗していた子も
次第に諦めて、大人のするがままに身を任せるようになります。

こうなってから、
3歳過ぎて、自分でできるように手伝おうと思っても
子どもの方にやる気がないので、
はっきりいって、とて〜〜〜も大変。

2歳台は2歳台で、
秩序の敏感期やらイヤイヤ期(自己肯定の時期と呼びます)が来ていて
大人が誘うことに何でもイヤ!と答えるので
こここら始めるのも至難の業。

だから、1歳台の「自分で!」を
どれだけ尊重してもらったかが、
そのあとの人生にも大きく影響する
とても大切なことなんだなぁと

0〜3歳の勉強を経て、
また今までの経験から
身に沁みて感じています。


1歳なんて、まだちっちゃくて、何もできない

というのは大人の思い込みで

よく見れば、生活の中の様々なことを
自分でやろうとしています。

そこがうまく、応援されますように。
私もそこをうまく、応援できますように。