モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

子どもを人として尊重する

ってなんだろうなぁと。


0歳児を物のように勢いよく持ち上げたり、子どもや物を悪気なくまたいだりしている保育現場を見てしまうと
う~ん(-""-;) と感じてしまいます。


エレベーターが上下するとき、お腹がふわっと気持ち悪くなるあの感じ。
あれを赤ちゃんは四六時中感じてます、抱き上げられたりおろされたりするたんびに。しかも予告なしに。


だからまだ話せない赤ちゃんにも、「抱っこするよ」「立ちますよ」「座るね」「おろしますよ」と一声かけて予告してから、ゆっくり抱き上げるなりおろすなりする。のが今まで出会ってきた保育現場の先生方のやり方。
子どもをまたぐのはもっての他。


そういう感覚、意識が特にない中で
それが普通だという環境の中で育つということの、
恐さ。
その意識を持たせて頂けた、今まで出会った先生方や環境のありがたみ。
などを感じる今日この頃です。ひしひしと。


本当は気づいたときにすぐ伝えた方が親切なんだろうとも思います。
しかしいかんせん今は「研修生」という立場、伝えられた方が果たして気持ちよく受け止められるかどうか…

4月からは立場が変わるので、先生方が「自分で気づいて直せる」ような環境を作れたらいいな、とは思ってますが。大人にも、間違いの自己訂正は大切なこと。

私が嫌われるのはそんなにこわくなくなりましたが、そのことでモンテッソーリ教育そのものを嫌いになられてしまうと困るなと思うので
自尊心を傷つけない「間違いの自己訂正」を含めた伝え方を思考錯誤中です。


やれるだけはやろう。