片づけられる環境 量を減らすという発想
物の環境の話。
私があかねを辞めてからは、
本棚に置いてある絵本の量がだいぶ減っています。
それを見て、私が勤めていたときの絵本の環境、
あんまりよくなかったな~と反省しています。
いい絵本をたくさん読んでもらいたい!
という思いが強すぎて、
「多過ぎる」量を置いてたな~と。
過ぎると感じるポイントは、
子どもが本を元に戻せるかどうか。
量が多すぎると、出した本を戻すのも一苦労です。
ぎゅうぎゅうにつまった本と本の間にすき間を作ろうと押すも、重くて動かせない。
ムリヤリ押し込むか、本の上に平積みに置くしかありません。そうすると本が曲がったりページが折れたり破れたりする。
それを大人が注意する。
でもこれって、子どものせいじゃなくて、
環境がよくなかったからこんなことになってたんだよな~と。
子どもの力、子どもの頭、子どもの手で
元に戻せる環境をこちらが用意してないのに、
片づけられないと子どもを注意する。
なんて怠慢だったんだ…orz すみません…
と猛烈に反省しているのは、最近行った園がまさにその状況だったからです。ページビリビリ、立ててある絵本の上に平積みの絵本、ぎゅうぎゅう過ぎて取りたい本が自分で取れない、戻せないから出しっぱなし、もしくは注意されてムリヤリ押し込む、ページビリビリ(以下繰り返し)…
それでいて子どもには
「絵本が泣いてるよ~、大事にして下さい」
って、う~ん過去の私を見ているようで痛い…伝わりにくいわ~それ…
あかね時代、一緒に組んでいたO先生が何度も
「絵本多すぎない?」
って言って下さってたのに
完全スルー、そして自分の思いを押しつけてたな…いや猛烈に反省…先生方にも子どもたちにも絵本にもごめんなさいだわ…ほんとすみません…
「いい絵本をたくさん読んでもらいたい」
と思うなら、小出しにして置いて、季節や時期で入れ替えればいいだけの話なんですよね。
むしろそこに手間と時間をかけるべきでした。
片づけられない子どもを注意する方じゃなくて。
せめてこれを読んでいる皆様が、私のような痛恨のミスをおかさないように、または物の量が多すぎるから片づけられないんじゃないかということに気づくようにと、願ってやみません。ぬぉ~すまぬ~