思い通りに動く手は、一生ものの財産である。そしてそれを作るのは、乳幼児期である。と言うお話
さて、モンテッソーリ教師0-3コースも、第1期折り返しに入ってきました。
私が最も危惧していた、裁縫系の課題が既にこの第1期に盛り込まれていて、死ぬかなって思ってたんだけど…
できてる!着々とできあがってるよ!いろんな人の助けを借りて!!!(感涙)
トッポンチーノが1日でできあがるなんて、私のレベルでは信じられない!!!1ヶ月くらいかかる予想だったのに!!!(鼻で笑って下さって結構ですよ~えぇえぇ)
同時進行で今、運動(動き)のレクチャーを受けていて感じること。
裁縫系だけに関していえば、私のレベルは3~5歳児あたりなんだな~と感じてます。あかね子どものいえに勤めていた時も、うすうす気づいてたけど。むしろ5歳児には抜かれたけど。
筋肉って、脳からの指令で動くんですけど、ザックリ言うと「体験が多い・繰り返しが多い動き」に関する神経系ネットワークは、保存されて強くなるんですって。そして、一度保存されたものは消えないから、時間をおいてもまた同じ動きがすぐにできるようになると。
逆に、体験が少なくてあまり使われない動きのネットワークは、「あ、これ要らないのねハイハイ」って感じで、弱くなって消去されるそうなんですよ。
おそらくこれが私の裁縫系の動き。体験が少なすぎて…保存されてなかったな…そして苦手意識によって大人になっても体験しようとしない悪循環…いやこれは自分の問題だけど…っていうか親のせいにしてるわけじゃなくて、小さいころから目が悪かったから、細かいことさせなかったっていう親の愛はむしろありがたいです…
手が思い通りに使えないって、ものすごいコンプレックスなんです。分かる人にはわかるかな~わかってほしいな~
今回の裁縫系の課題も、私があまりにも死んだ顔してたから、クラスメイトのみならず先生まで直々にお手伝いして下さって、
できあがったのを見せに行ったら、「やったわね!すばらしいできだわ!周りのちょっとの助けで、自分でできたじゃない!やればできるのよあなたは!」みたいなハイテンションでめちゃくちゃあげてくれようとしてるのに、
(え、いや、だって自分でやったっていうより、他の人いなかったら無理だったし…すんげぇ時間かけて頑張ってもこの出来栄えだし…そんな無理に褒めてくれなくてもいいし…どうせ自分一人じゃできないし…)
みたいな感じで、自分の中のネガティブ感情がどうしても拭いきれない嫌な感じになってます。裁縫コンプレックス半端ねぇ。(暗)
まぁでもこれは、個人の性格の問題もあるかな!!!(開き直り)
とはいえ、今の自分に(裁縫で苦戦するの分かってたから、先に自分の講義ノート貸しまくって恩を売っておいて、その子たちに手伝ってもらったというまぁまぁ計算なコミュニケーション術でカバーするあたりも含めw)結構満足しているので、
もし戻れるならこの時期に戻ってこうしたい、みたいなのはあんまりないほうなのですが、
あえて挙げるとするならば、乳幼児期に戻って、手をたくさん使うことをしたいかな~
そして「生涯、自分の思い通りに動く手」をゲットしたいものです。
時すでに遅しだけど。だからモンテッソーリに興味持ったんだけど。と言う意味ではOKかな?っていう、最終的にポジティブw