モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

理論と実践がつながる面白さ

が、私にとってのモンテッソーリの魅力のひとつです。

子どもをよく見ることから生まれる
「机上の空論」ではない
実生活に即した身のある理論。

でもその理論が抜けると、
モンテッソーリって、大きな声出しちゃいけないんでしょ?」
「ほめちゃいけないの?」
「怒っちゃいけないって言われても…」

という禁止令ばっかりに見えて、窮屈に感じるんだな~

と今改めて感じています。

モンテッソーリの知識がある人が
知らない人に対してどういう風に伝えるかで

「え、それもダメなの?何で??
 じゃあどうしたらいいの???」

という嫌悪感を伴った疑問を生んでしまうんだなと。

そしてその疑問に答えないままでいると、
アンチモンテッソーリな人たちが増えていく。。。

ということを実感しています。涙


そう、

「何でそうしない方がいいのか」(裏付け理論)
「じゃあ代わりにどうしたらいいのか」(代替案)

をセットで伝えることが、とっても大事なのです。

むしろそここそが
モンテッソーリの魅力でもあります。


そしてその代替案には
「物の環境を変える」という
大人が変わる以外の案が含まれていることが
もうひとつの魅力でもあります。

大人が変わるのは大変な場合もありますが
物の環境は簡単に変えられることも多いのです。

物の環境を変えただけで
子どもが変わり
それを見た大人が変わる

ということはいくらでもあります。


寝起きが悪くなかなか起きられなかった子どもが
食器棚を低いものにして
朝ごはんの食器を子どもが自分で用意できるようにしたら
それが嬉しすぎて自分で起きてくるようになった

とか、

着替えが自分でできなくてかんしゃくを起こしていた子に
少し大きめ、ゆったりしたシンプルな形の服を用意してもらったら
自分で着替えられるようになって、だんだんとかんしゃくがおさまっていった

とか、

手を洗うときに水をじゃあじゃあ出して遊んでしまう子に
ビニールテープで線をつけた洗面器を用意したら
その線までぴったり入れることに夢中になり、結果水のムダ遣いが減った

とか、

子どもの発達段階や
それに伴う欲求、興味に合わせて
物の環境を変えたら
子どもの行動が変わった

ということは日常茶飯事です。

そこをもっと伝えていきたい。
禁止令ばっかりじゃ大人の(というか私の)気が滅入ってしまうから。


この度、
モンテッソーリポータルサイト バンビーノ
の方でも、コラムを掲載させて頂くことになりました。
(出先でスマホからこれを打ってるので、リンク貼れなくてすみません)

ここのブログで書いた内容と被ることもあるかと思いますがご容赦ください。
(というか既に第一回からネタ使い回し…
 どの記事かわかった方は昔から読んで下さってる方ですありがとうございます。)

何度も繰り返し伝えたいことほど
大切なことってことです!笑 いやほんとに。


・何かを禁止するならその理由を理論的に
・プラス代わりの案を出して楽しく建設的に
・大人が変わるより簡単にできる物の環境の変え方

モンテッソーリの魅力ポイントとして、
こちらでもポータルサイトの方もあかねのブログでも
発信していければと思います。

新たな発信場所を頂きましたので、
初心表明も兼ねてお知らせでした。
(お知らせかい!長いな!)