モンテッソーリアン、里親になる。

10年モンテッソーリ教師をやってみて向いてないことが分かった(笑)ポンコツモンテッソーリアンの里親活動奮闘記録。

子どもから大人まで共通の性質

夫がバイクで事故りました。キャーーー


とは言っても、相手のある事故ではなく
低速で、一人でこけて
自分で救急車呼んだ程度のものなので
命があって、誰も傷つけなかったことは
ほんとによかったです。

それでも鎖骨がパキっと折れたので手術は免れず
肋骨も2本折れていて(こちらは自然治癒を待つのみ)
なかなか痛そうで見ているこちらも切ない。


当然、立ち座り、着替え、お風呂、食事など
生活全般で今まで通りというわけにはいかず、
いきなりの介護生活突入。
(仕事は休業中~)


最初は何でもかんでも手伝ってあげてたんですけど
そのうちに夫が

「ひとりでできるもん!」

を連発するように。
(アラフォーのおっさんの台詞そのままですw)


自分でやりたい

って、子どもも大人も同じなんだな~
と思いました。

夫のようにケガをした場合だけじゃなく、
病気や障害を持った方、
介護を必要とする方も

自分でできることは自分でしたい

っていうのは共通なんじゃないかな
と前からうすうす感じてましたが
今回改めて実感してます。


「自分で!」というのは
人として生きる上で
本能的に求めることであり
「できた!」というのは
喜びや生きがいにつながること。
それを邪魔されるのは
喜びや生きがいを奪われること。

そう考えたら
私の介助のしかたも最初とは変わってきて
夫がどうしても自分でできないところだけ
手伝う
ようになってきました。

これも子どもへの接し方と共通することです。


敏感期に代表される子どもの特性は
子どもから大人まで共通の、誰もが持っている性質が
一時的に激しくなったものだと
以前教わりました。

だから子どもの特性を知り、向き合うということは
大人の性質を知り、向き合うことにもつながります。

周りの人とより良い人間関係を築く上での
ヒントにもなるのです。


ということを、夫の入院中にぼんやり感じたので
ここに書き記します。

(こんな時でもモンテッソーリフィルターかかっちゃうあたり、我ながら病的)