モンテッソーリloverのブログ

モンテッソーリ大好き教師の綴りごとです。AMI認定 国際モンテッソーリ教師0-3歳、3-6歳ディプロマ取得。

今、4月開園予定のモンテッソーリ認可保育園の準備を粛々と且つ意気揚々と進めているところなのですが、

よく考えたら、私、オープニングに関わるの3回目(笑)

で、過去2回はもれなくモメてます。しかも私の発言とか言い方が原因のときも多々ありました。

この失敗経験を含めた今までの現場経験と
シドニーツアーや大阪研修で学んだこと、感じたことを次のオープニングに活かさない手はない(笑)ので、自分なりにここでまとめておこうと思いました。


モンテッソーリに限らず、子どもの育ちに大人がより良く関わるために大切なことは、主に次の2つだと実感しています。


①子どもを軸にして話をすること
②(コースで)学んだことはあくまでも材料のひとつであって、そのとおりにしなきゃいけないというものではないこと


①「子どもを軸にする」をより具体的に、大人の立場から言い換えると

「私たち大人がやろうとしていること・やっていることから、子どもはどういうメッセージを無意識に受け取っているか」

を考えるということ。
なのだなぁと気づかされることがありました。


先日、細かいことを打ち合わせしているときに「自由画帳や絵を描く道具を、どの程度個人持ちにするのか」という話になりました。

こういう具体的な細かい、どっちでもよくない?イヤでも決めとかないと後が大変だし的な話になるとよく出てくるのが
「今までの園ではこうしてた」
「大人にとってこういう理由でこうしたい」
という意見。


今回ももれなく「前の園では紙も道具も園持ちで、その代わり教材費を月々集めていた」「個人持ちも体験したけど大人の管理が大変」「でもそれは収納スペースだけ確保できれば問題ない」「幼稚園はそもそもお道具箱で個人持ちがデフォルト」「イヤ保育園でそれやると大変なのよ…」「紙だけ個人持ちにしてはどうか」「粘土の共用が個人的には不潔だと思う」などなど、収集がつかなくなりそうな状態に。


そこに、今まで発言がしていなかったひとりの人から


「『地球上の限りある資源を皆でシェアして大切に使っていこう』ということを子どもに伝えていくなら、クラスという小さなコミュニティの中でも紙や道具を通して伝えていく=シェアする方法がいいんじゃないか」

という意見が出たのです。


全員が腑に落ちて、見事収束。


喧々諤々やっていたときは、「子ども」という主語が抜けていたんですね。それを気づかせてくれたのがこの意見。


モンテッソーリ業界あるあるで、「どこのコースで誰に学んだか」によって「私はそんな習い方はしなかった」「私のやり方と違う」と大人が対立することが
ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当によくあるんですが、
これだって「自分(たち大人)」が主語になっているから起きることであって、目の前の子ども(たち)を主語にすれば、そういう野暮な揉め方はしないと思うのです。
「この子にはこういうやり方が分かりやすいかな」とか「この子だったらこういうやり方でもイケるかもね」とか、子どもによって変わってもいいところも出てくる。
私たち日本人はどうしても右にならえになりがちですね。今まで受けてきた教育がそれだからものすごく深いところにまで染み込んでるんだなぁと自覚します。


そもそも平和教育のはずのモンテッソーリの界隈で内輪もめしてるってモンテッソーリさん知ったらガッカリするだろな。本末転倒も甚だしいもんな。ごめんなさい。



ちなみに、「紙(お絵かき帳)だけ個人持ち」を提案していた人は、前の園で子どもが描いた絵が誰のか分からなくなって、その管理に追われて大変だったとのこと。
でもそもそも、子どもが描いた絵を持って帰るかどうかはその子の判断だし、忘れちゃって名前描いてなくてもそれはその子の行動の結果であってその子が体験すべきことであること(失くしちゃってガッカリしたら次は描き終わったらすぐカバンにしまうかもしれない)、だから大人が躍起になって「これ誰の!?」と持ち帰らせなくてもいいことに、本人が気づいたとのこと。


気づきを与えてくれるのはいつも目の前の子どもたち(と、それを思い出させてくれる大人)。


で、もし誰のか分からないお絵描きの紙が溜まってきたら、ただ捨てるのではなくそれで折り紙をしたり、折り紙した箱に無害のボンドなどでコーティングして鉢植えのポットを作ったり、ハンドシュレッダーの活動の材料にしたり、シュレッダーした紙で紙漉き体験をしたり、と、全て子どもの活動に還元していけばムダがなくて楽しくていいね、という話にまで発展しました。あら楽しい。


子どもを主語にしたら揉め事が減るだけでなくてこんなにもワクワクした感じになるんだな〜

と実感してます。

長いので後半に続きます。

子どものことで悩んだら、自分や環境を省みるチャンス。

大阪のモンテッソーリ研修、続き。
(と言っても別のトピック)


モンテッソーリあるある
かどうかは分かんないですけど、

専門用語がキツイ言葉で誤解生みがち
&意味分かったら多用しがち。

でも、本当にその意味を理解しているかどうかは、
その専門用語を、どれだけ自分の言葉で表現できるか?にかかってる。


例えば、「逸脱」と「正常化」という言葉。

正常化なんて、ホントに誤解されやすい言葉だと思う(笑)
うちの子、異常なんですか?みたいな。
でも正常化の対義語は異常ではなく、逸脱。


モンテッソーリの考えでは、

逸脱:子どもの自然な発達の道筋から、何らかの理由(環境が合わないなど)で逸れてしまって、傍目には問題行動を起こしている状態。

正常化:逸脱していた子どもが、自分の発達の道筋に戻れること。
目の前の活動に集中、没頭することで正常化することが多い。正常化した子どもは素直で穏やかになることが多い。


という認識。
なんだけど、これをちょっと間違えてしまうと、もしくは大人に余裕がないと、

クラスのルールにそぐわない、大人の意図することに対して素直じゃない子ども
=逸脱している

というインスタント転換をしてしまいがち。


例えば、クラスで集まって朝の会をしているときに、ひとりだけウロウロしている年中さん。

「あの子は逸脱してるから」

の一言で片づける大人。

本当は、その大人の安易な発想に、子どもが逸脱(してると見える)行動を起こす原因があるんじゃないのかな?と感じる。


正常化を別の言葉で言えば、

「あなたが持っているものが、誰に遠慮するでもなく、安心して、余すことなく表に出せているね」
と祝福したくなるような状態。
(とは大阪研修のトレーナー、小川直子さんの言葉)

だから、朝の会に参加したくないな〜という自分の気持ちを、ウロウロすることで素直に行動に出せている子は、ある意味正常化の状態にある。とも言えるんじゃないかなと。


そこで私たち大人がすべきことは、

大人の意図すること(この場合は朝の会)にそぐわない子どもに「逸脱している」というインスタントなレッテルを貼ること

では決してなく、

(どうして朝の会には来ないのかな。やってることに興味がない?それとも本当は別のことがしたかった?それとも、皆で集まって同じことをしなきゃいけないのが窮屈?安心できない何かがあって、怖い?何だろう?)

と、行動の原因には思いを巡らせるけど、その子の存在を「逸脱している子ども」とインスタントに否定せず、まずはその状態の子をまるっと受け入れること。

その子をよく観察して、原因を探す努力をすること。もしかしたら、ウロウロしているように見えて、耳はこちらのしていることを聞いているかもしれない。参加するタイミングを本人なりに探しているのかもしれない。

まずは1対1で安心できる、信頼できる関係性を築く努力をして、「もしよかったらこちらにも来てね。参加してみたら意外と楽しいかもよ?」と明るく、無理はさせず、でもたゆみなく誘い続ける。

そもそも朝の会の内容を考え直す。その子が楽しく参加できる内容は何か?考えて試しにやってみる。

さらにそもそも、朝の会って泣いてもわめいても引きずってでも参加させなきゃいけないほどのもの?と自分の価値観を見つめ直してみる。


などなど、大人が自分の言動を省みるのが先。なのではないかなと思う。
「個」の発達が社会性の発達より先にくると学んだ私たちは特に。

6歳までは個が育ち、安心して個を出せる子は周りの人とも安心して関われる。そこから人間関係を自分で学び、うまくいかないときにも自分なりに(たまに大人の助けも借りながら)対峙して、自発的な社会性が育っていく。個が尊重された子どもは、小学生の頃には自然に周りの人たちと活動したくなるし、ルールや秩序を守ろうとするようになる。

そういう発達の道筋が、子どもの発達を学んだことで、また子どもたちを見てきて、本当に腑に落ちていたら、乳幼児期に大人が意図することに強制参加させることの意味とは???となる。


専門用語の怖いところは、大人が意味を分かったように勘違いして、それを子どものレッテル貼りに使ってしまうこと。発達障害とか、グレーとかそういう言葉も、ここ最近になって安直に使いがちだけど、子どもは本来、カラフル。それぞれに色があって、しかも一人の子だって1色とは限らない。ましてやグレー1色じゃない。(とは木村泰子さんの言葉)


子ども一人ひとりが、目の前の何に興味を持ち、没頭してるのか。
逆にどんなことで困っているのか。
大人が問題行動とみなす行動が子どもに現れるときというのは、その子ども自身が困っているときなんじゃないのかな。まずはそこに気づかないと。


そこを大人が自分の言葉で説明しようとせず、グレー、とか、発達障害、とか、逸脱、とか言う言葉で一括りにしてしまうのは
実は大人がその言葉を、そして目の前の子どもを、ちゃんと理解していない。子どもの困った!に対応していない(できていない)、
そういう自分に言い訳をしているか、気づいていない状態。なんだと私は思う。

子どものせいに、保護者のせいに、何か自分以外のせいにしていたらラクだもんね。
でもそれは、プロとしての仕事じゃない。
私たちプロの養育者は、子どものことでこちらの思い通りにならなかったら、まず自分を、自分が作っている環境を、省みる。
子どもの中に原因を探すのはそれからでもいい。


私がモンテッソーリを好きなのは、ちゃんとそうやって、自分を振り返るチャンスをくれるからだと思う。
もっと言えば、自分だけじゃなくて、私たち大人が作り出している環境を省みることができる。それは、自分を責め過ぎないことにもつながるので、大人もラクになれる。

別トピックですがまだまだ続きます。

子育ての悩み≒人間関係の悩み

大阪の研修が、とってもとってもよかったので
Facebookに書いたものをそのままコピペ。
(手抜きすみません)


保育≒人間関係。
子どもとの人間関係がうまく行かないから、
みんな悩んだりこうやって研修に参加したりする。
大人が子どもにこうしてほしい!気持ちが強すぎると、
思い通りに動かないときにストレスを感じる。
(これは親子関係にも同じことが言えるかな?)

でも子どもも人間なので、
やらされることは嫌でも、
心が動いたら「やりたい!」と自ら体を動かす。

心が動く→体が動く→子どもが育つ。

ここをいかに大人がポイントとして落とし込めるか。
どれだけ子どもの心を動かせるか。

そのためには、まず大人が
「あなたにぜひ紹介したいものがあるの!♥」
と物の環境への愛着を持って、
そこから活動へ芋づる式に導いたり、
大人自身が活動を楽しんでやって、
その姿を見た子どもが
「僕も・私もやりたい!」となってくれる(ように間接的に誘う)ことが必要。

他にもクイズやゲーム形式にして
言語や数の遊びから興味を持たせて活動にいざなうなど、
楽しく幸せに誘うやり方は千差万別。

「今が〇〇の敏感期だからこれもやらなきゃ!」
というのは子どもも大人も苦しい。
もっと楽しく柔軟に考えたい。

あとは、子どもが大人の目から見て悪い子のときも
「今は表に現れていないかもしれないけど、
 あなたが本当はいい子だってこと心の底から信じてるよ」
「あなたの発達課題がそれをやらせてるんだよね。
 そのやり方は私たち大人が困るから止めるけど、
 どうやったらそれが安全に(かつ大人も困らず)できるか、
 一緒に考えるからね」
という気持ちも大切。


子ども何十人の保育環境においては、
子ども一人ひとりの多種多様なニーズに応えるためにも、
十分な数、素材、文化のある教具が必要。
何がその子どもの興味に引っかかるか分からないから。
(プラス十分なスペースも。←日本はここが弱い?)


大人が生きて生活しているだけで、
子どもはそこから吸収して体得していく。
ふるまいも言葉づかいも価値観も。

そう考えると、モンテッソーリって
教具が〜とか、
使い方が〜とか
そんな形式ばった堅いものじゃなくて、
子どもと一緒にいる大人そのものや、
生活そのものとも言えるんじゃないかな。
だからストイックに「モンテッソーリできてない…」とか責めすぎなくていい。
でも前向きに、丁寧に毎日を過ごす中で
大人から子どもにこぼれ落ちて伝わっていくもの
を大切に生きていきたい。

(続)

近況

ものすごく空いた…!!!

この間、仕事の合間に
モンテッソーリ高齢者施設&乳幼児施設見学ツアー@シドニー
モンテッソーリ3-6歳リフレッシャーズコース@大阪
に参加しつつ、
4月開園予定の新モンテッソーリ園の準備
など、
なんか急に忙しい…楽しい…

ちなみに新モンテッソーリ園の方では
月1回の親子サロンもやっておりますです。

https://yokohamayamate.com/%e6%8a%95%e7%a8%bf/

これがものすごく、自身の勉強にもなっていて。

この間も、
子どもが水をこぼしたときに、ついイラっとするのは
大人がそれをふいてあげなきゃいけないという
大人側の思い込みから
なのではないかという話から、

子どもが自分で拭けるように
「この色は床用、この色はテーブル用」
みたいに色を決めて
ミニタオルを何枚か、いつも決まった場所に置いておけば
大人の方も
「あ、こぼしたの?じゃあ一緒に拭こうね」
と、淡々と接することができる
という話をしたところです。

大人側の思い込み、大人がしなくちゃいけない
を手放すと子どもも大人もラク

というところに
皆さんうんうんうなずいて聞いてくれてました。

この反応が、勉強になるのです。
ありがとうございます。


時間空いたら、シドニーで学んだこと、
大阪研修で学び直したことの話も書きたいのに
なんでもう1月終わる…?1月どこ行った。

というわけでまた空くかもですが、
気が向いたらのぞきに来てください。

新園準備にむけてミニタオルも探しているので
(各色6~10枚セット)
下記のもの以外でいいものがあれば
教えてもらえると嬉しいです。





寝かしつけ 困ったときに思い出したい 北風と太陽

前回の記事に絡めて
最近あった、印象的だったことを書き残します。


一人の子どもを寝かしつけていたときのこと。


その子は1歳になったばかりの男の子で
いろんなことやりたい!
あそび楽しい!
毎日楽しい!!!
って感じの活発な子で


そんなわけでお昼寝も
「寝るのイヤだ!もっと遊びたい!」
という感じで、

もう身体は眠りを求めていて
目をこすったり
身体を横たわらせてゴロゴロさせたり
抱っこを求めたりしているくせに
寝かせようとすると泣いて嫌がってました。


「○○くん、ほんとは眠いんだよ。
 いちど寝てから、いっぱい遊ぼうね」


とだっこしながら声をかけ続けるも
イヤイヤと泣き続け、
頭を持ち上げて、寝るまいと抵抗し続けていました。


困った私が

「そうかぁ。遊びたいんだもんねぇ。
 遊びたいよねぇ」

と独り言のようにつぶやくと、

急に頭をこてんと私の方にもたれかけさせました。

そしてあっという間に眠ってしまったのです。


そのとき思ったのは、
寝かせようとしないで
共感してあげるだけでよかったんだな
ということ。



本当に子どもって面白いもので
こちらが何かさせようとすると
私はあなたの操り人形じゃない!
とばかりに抵抗することも少なくないのですが


子どもの気持ちを汲み取って
言葉にして共感するだけで

「あぁこの人は分かってくれてるんだな」

というのを本能で感じとり
安心するようです。


そうして、一度安心したら
こちらの「こうしてほしい」ことに対する
抵抗感がやわらぐのです。


だからこの子も
安心して眠りにつくことができたんじゃないかな
と感じました。


いつもこれでうまくいくわけではないかもしれませんが
子どもに何かさせようと息巻くより
子どもが安心できる関係を作る方が先だな
ということは常に感じています。
「北風と太陽」のお話のように。

寝かしつけのお悩み その後の経過

前回の続きです。

montessorilover.hatenadiary.jp


回答後の様子を教えて頂きましたので
皆様とシェアさせて頂きます。


【ご相談後の経過】

まず、朝は早く起こしました。
7:30〜8:00には起こすように。
夜が遅いため、朝の寝起きが悪くて
グズられるのも嫌で、なかなか起こせずにいましたが
ちょっと大変でも覚悟して起こしました。


午前中は外遊びなど。これは今まで通り。


昼寝は、今までは寝かしつけが大変で、
なかなか眠たい素振りも見せないので、
「寝るの?寝ないの?寝ないなら、遊ぶか…」
と私の方がブレブレでした。

でも、やはり寝るなら早く寝た方が良い!
と思い、昼食後は早めに布団へ。
そして、私は頑張って寝かしつけようとするのをやめ、自分も寝たふり。


それがすごく良かったみたいで、
この5日間、早めに昼寝ができました!!!

早い日は12:40、遅くても14:00過ぎには入眠。
早めに昼寝できてるから、
起きてからもすっきりご機嫌!!

偶然かわかりませんが、
月〜水は2時間昼寝したけど、
木金は1時間半くらいで起きていて、
それぐらいですっきり起きてくれると、
寝すぎた感もなく、良い感じです。


昼寝後の過ごし方は、
今までは夕飯の買い物や用意など、
大人の都合を優先していましたが、
今週はとにかく外で体を動かすようにしました。


といっても、なかなか外で動き回るタイプの娘ではなく、
しかもベビーカー大好きっ子。


そこで、「探検ごっこ」と名付け、
街中をあれこれ歩き回るようにしました。


いつも曲がらない道を行ってみたり、
階段を使ったり…。
(住んでるのが11階なのですが、全部階段で降りたり…笑)


それを楽しんでくると、ベビーカーがなくても、
大丈夫な様子になってきました。
気候的にも、外で活動しやすくなったのも良かったです。


そして夜は、22:00に布団に入るようにしました。
午後、それだけ活動すると、早く眠ってくれそうなものですが…
そこがなかなか簡単には行かず…。
22:00に布団に入っても、
眠るのが月から木までは23:00〜23:40くらい。


私も一緒に寝ちゃうくらいの気持ちで、
ずっと布団で横になり続けました。
娘の「起きたい、遊びたい」の要求にも頑な態度で、断り続けました。


そしたら、娘も眠れなくてもそれだけの時間、
布団でゴロゴロしていられるようになりました。
眠れず1時間以上、布団にいるのも可哀想?と思いつつ、
でも、起きたいとぐずったりしないでいられるようになって
それもすごく良かったです。


そして今日は、ついに、
夜の寝かしつけが22:20〜22:35で、
たったの15分で入眠してくれました。
これは嬉しい!


ここ5日間、やってきた甲斐があったかなと思いました。
大人が心に決めてブレずにやることは、子どもにも伝わるのでしょうね。


モンテッソーリloverさんのアドバイス
本当に的を得ていて、
母親としてはとにかく感謝です、
保育士としてはかなり尊敬します。

明日からまた三連休もありどうなっていくか…?ですが。
とにかく、ご報告と感謝を伝えたくて、メッセージしました。
ほんとダラダラ長くなってしまってすみません。


(その後のプラスのメッセージ)
あれから、3連休や旅行があって、多少リズムの崩れがあったものの、今週はまた良いリズムで、入眠がスムーズになっています!
ベッドは寝るところ!今はもう寝るよ!のメッセージが一度伝わると、娘の中でも、寝るスイッチみたいなものが入るようで、それから入眠がしやすいようです。



【追加の回答】


まずは、よかったな~
という一安心の気持ちです。

アドバイスする側も毎回、
「いろいろ言ったものの、
 やってみないと分からないんだよね…
 うまくハマりますように」
という思いなので(笑)


で、実際の会話では
まず運動量が足りないんじゃないかという話をしてしまったので
お母さまもそこをしっかり聞いてくださって
お昼寝明けに、大人の都合をさておいて
身体をたくさん使うようにして下さったのだと思います。


でもそれは、毎日だときっと大変だよな…
とも感じたので
大人のスケジュールに子どもをうまく巻き込む
(結果子どもも夢中になって疲れて早く寝る)
ための提案もしておきたいなと感じました。



例1)買い物に一緒に行く

だいぶ前の記事でも詳しく書いたので
もしよければそちらもご一読いただきたいのですが、

montessorilover.hatenadiary.jp


買うものをだいたい決めておいてリスト化して
それを一緒に探してもらい(宝探しのように)
帰りもリュックなどで荷物の一部を持ってもらう

などすると、
大人の買い物につきあう子ども
という構図から
子どもも一緒に買い物を楽しみ、体験する
という構図に変えていけるのかなと思います。



例2)夕飯づくりを一緒に楽しむ

お話を伺ったときは
「前はお手伝いも大好きだったけど、
 今はあんまり…」
ということだったので、

例えばお子さん専用の可愛いエプロンを用意してあげて
見た目から入ってやる気にさせたり(笑)、

montessorilover.hatenadiary.jp


やる気になったら
調理の一部でもいいので
一緒にやってもらったりできたら、

その活動自体が、身体と頭と心をたくさん使う
集中する活動になって
疲れて、夜早く寝るようになる
といいなぁと思いました。


例えば
レタスをちぎる、
ミニトマトのへたを取る、
じゃがいもをたわしで洗う、
ふかしたお芋をマッシャーでつぶす、
計量したお酢やお塩を入れて混ぜる、
(親御さんが切った)キュウリを塩もみする、
ざるにあけて水を切る、
じゃがいもときゅうりと(親御さんが切った)ハムを混ぜる、
ちぎったレタスをお皿に敷く、
まぜたジャガイモたちをその上に盛る、
ミニトマトを添える

あらポテトサラダの完成!(笑)


というように、
どこか一部だけでも
できるんじゃないかな
という工程を見極めてあげて
一緒にできるように小さめのボウルやざるなどを用意してあげるのも
ひとつのやり方です。


おそらく、お仕事復帰されたら
こんな悠長なことはできなくなると思うので
今のうちにうまく誘って
調理活動を一緒に楽しんでもらえるといいなと思います。


例3)雑巾がけを一緒にする

これも家事の一つですが、
子どもサイズの雑巾と
大人用の雑巾と2枚あると
雨の日でもおうちでからだを動かしつつ
お掃除ができます。

雑巾がけは、よつんばいで雑巾を手で押さえて
足でけってダッシュする
という本当にいい全身運動なので
園でも本当によく使う手です(笑)



例4)お風呂掃除を一緒にする

洗剤を、刺激の少ないものにして
子どもサイズのミニスポンジがあれば
2歳代のお子さんも
親御さんと一緒にお風呂掃除ができます。


例5)窓ふき


…と例を挙げればきりがないのですが
お子さんの遊びに大人が付き合うだけでなく
大人のやりたいことに子どもを楽しく巻き込めると
夕方の時間もより有意義なものになりますので
無理のない範囲で楽しんでもらえたらいいなと思います。



で、そうやって夕方の時間に家事がうまくできるようになってきたら
もう少し早め(遅くても9時くらい)には
ベッドに行けるとよりいいのかなと思いました。


おうちの環境は
保育園や幼稚園などの、
子ども向けに設定された環境とは違うので
うまくいかないことも多々あるかと思いますが、
何度も言いますが、無理のない範囲で
生活リズムを整えていけますよう
お祈り申し上げます。

Q. 2歳9ヶ月 寝かしつけがうまくいきません

今回のご相談は、ウェブ上ではなく、
実際にお会いした方から口頭でご相談頂いたものです。
なのでご相談の文章は、会話を思い出しながら
こちらで文字起こししたものになります。


【ご相談】

2歳9ヶ月の娘の寝かしつけがうまくいきません。

元々赤ちゃんの時から、
長時間抱っこでないと寝ない子でした。

今は抱っここそしないものの、
寝かしつけに入ってから
「寝れない〜遊びたい〜」
となってしまい、
そこから1〜2時間かかり、
日をまたいてしまうことも多いです。
先日は夜中の2時になってしまいました。
当然、親の私も寝不足です。


私(ご相談者様)も保育士なので
思いつくこと、やれることはやってみたように思います。


でも最近、某DVDを見ていたときに、
ストーリーが難しいのか
途中で寝てしまうということがあり
それ以降は寝れないときに「DVD見たい」となり
私も見せない方がいいとは分かりつつも
(でも見せた方が寝るのか…?)
と揺れてしまいます。


たぶんいろいろやり過ぎて
自分も訳が分からなくなっています。


年末の仕事復帰に向けて
改めて、どのように生活リズムを整えていけばいいでしょうか。




【回答】
※この回答も、私一人の答えではなく
その場にいた複数人の意見を
モンテッソーリの見解を軸にまとめたものです。


ご相談者様の話を聞いていて
ひとつだけ、していないことがあると感じました。


それは、
寝かしつけようと頑張らなくていい」ことです。


禅問答のようになってしまいますが
本来、子どもはひとりで寝る力を持っている
というのがモンテッソーリの考え方で
その力を、大人がどれだけ信じられるかによって
その後の習慣が変わってくるのだと感じます。


もちろん、性格や体質、発達によって
寝つきの悪い傾向があったり
ひとりで眠れないという時期がないとはいいません。


ですが
生まれたときから環境を設定してあげることによって
子どもの自発的な眠りを促すことは可能
です。



具体的には、生まれたときから

①寝る場所 
②授乳(食事)の場所 
③活動(遊び)の場所 
④身の回りの世話をする場所(着替え、トイレなど)

がしっかり分かれていると
赤ちゃんは生まれ持った秩序感で

「この場所に来たら
こういうことをするのか」

ということが徐々に感じられるようになってきます。


そうなると
例えば寝る場所に連れて行ったときに
「あぁ、今から寝るんだな」
という体制に、自分から入りやすくなるのです。



また、眠れなくて泣いている子どもは
抱っこしないと眠れないんじゃないか、
もしくは、泣いたときにしっかりと抱っこして対応しないと
愛着関係がしっかりとできないんじゃないか、
子どもの自己信頼感が育たないんじゃないかと
不安になる方も多いのですが
(実は私もそう思っていた時期があるのですが)


0-3コースで子どもの育ちを学び、感じたことは
生まれてから最初の8週間を
母子ともに密に過ごせたなら、
そこで、基本的信頼感が育っている
ので
その後は、少し手を抜いても大丈夫なんだな
ということです。


手を抜くというと語弊があるかもしれませんが
例えば、毎回毎回抱っこしてゆらゆらして
やっとの思いで寝かしつけなくても、

泣いている赤ちゃんの横に添い寝して

「大丈夫だよ、ママはあなたのそばにいるよ
 あなたは自分で眠れる力があるから、大丈夫だよ」

とトントンしてあげるだけでもいいのです。


時間はかかるかもしれませんが
徐々に泣く時間が短くなっていって
抱っこでなくても眠れるようになると思います。


ただ、これは
自分で眠る力を信じる気持ちが強くないと
目の前で泣いている赤ちゃんに対して
(こんなに泣いてるのに抱っこしてあげないなんて…かわいそう)
と流されてしまうかもしれません。


ここで、「子どもの寝る力を信じる」ことが
大人側に必要
になってきます。


これも誤解のないように上手に伝えたいのですが
ニワトリが先か卵が先か的な話で
もしかしたら、
必死で抱っこしてやっと寝かしつける日々を繰り返す中で
子どもの本来持つ「自分で眠る力」が隠れてしまったのかもしれません。


もちろん、泣いているから抱っこしてあげたい
という親御さんの気持ちを否定するつもりはありません。
でも、無理をする必要はない
ということだけはお伝えしておきたいのです。



ご相談者様の2歳9か月のお子さんも
眠る空間を作ってそこに連れていき
そのあと大人が構わなければ、
最初は時間がかかるかもしれませんが
徐々に、一人で眠りにつくことができると思います。


おそらく、お母さまは
「寝れないのにゴロゴロさせてるのもかわいそうかな…」
という思いがどこかにあるのかなと思いますが


吸収する時期の子どもは、
その大人の気持ちすらも無意識に察する(笑)かのように
「寝れない~遊びたい~」
とそこに訴えてきます。


それを無視するのは可哀想…
とネガティブに感じなくても大丈夫です。


「もうお母さんも眠いから寝るね、
○○ちゃんもゆっくり寝て、明日また楽しく遊ぼうね」


と前向きに、今は眠るんだよということを伝えてあげて下さい。



早く寝られるようになったら
次の日、早く起きられるようになってきます。


そうやって少しずつでいいので
生活リズムに関しては大人がある程度主体的になって
「今はこれをするんだよ」
ということを前向きに伝え続けて下さい



もうひとつ、気になるのが
午睡の後の過ごし方です。


単純に思いつくのが
体力>>>運動量
で、疲れていないから眠れない
のではないか
ということです。


もし思い当たる節があるなら
午睡のあと、少しでも多く身体を動かせるように
工夫してみて下さい。


公園に行って、
砂場遊びではなく追いかけっこに誘ったり
お部屋の雑巾がけを一緒にしたり

何か少しでも
全身を動かす機会を増やしてもらえればと思います。


また長くなりましたのでまとめます。(いつもだな…笑)


・子どもは、自分で眠る力を本来持っている

・生まれてから最初の8週間、密に過ごしていたなら
 そこで基本的信頼感が育っているので
 その後は少し手を抜いてもOK

・「あなたは自分で眠れるんだよ」
 「そばにいるから大丈夫だよ」
ということを伝え続けて、子どもの力を信じる


・生まれたときから寝る場所が固定されていると、
 子どもの秩序感によって
「ここに来たら寝るんだな」と感じられるようになり
 自分で寝る力をサポートできる

・「寝れない、遊びたい」という訴えにも
「今は寝る時間だよ、いっぱい寝て明日元気に遊ぼうね」
とポジティブに伝え続けて、
大人が生活リズムを整えてあげる

・寝る前の運動量が体力に対して足りないようなら
雑巾がけや、身体全体を使う遊びに誘ってみる



以上です!
これらのアドバイス後の経過について
ご報告いただきましたので
次の記事でお伝えします。
(さぁいつになるのかw)